漫画買取で全巻セットはメリットがあるの？
漫画買取をする際、査定額を伸ばすためのテクニックはいくらかあります。例えば、査定アップキャンペーンを実施しているお店を選んだり、ほかにも自分で除去できるであろう汚れはある程度とっておいたり（少しでも見栄えをよくして査定に出すことはとても重要です）。そんななか、確実に査定額アップが期待できるテクニックがあります。それは全巻セットで査定に出す、というものです。例えば50巻完結の漫画本を、50巻まとめて査定に出すのと、1巻ずつバラバラに査定に出すのとでは、査定額に差が生じることになります。よって、特段の事情がない限り、まとめて査定に出したほうがお得ですよ。特段の事情というのは、例えば、50巻を一度に持ち運びする手段を持ち合わせていない、とか、1話完結型の作品で、ある巻だけ（例えば、7巻と、12巻と、30巻の話が好きだ、みたいな）思い入れがあったりといった感じです。そういう場合は、小分けにして査定に出すのも致し方ありませんが、そうではないなら、まとめて出しましょう。漫画買取において、全巻セットというのは大きな付加価値であり、それは売る側はもちろん、買取る側からしても魅力的なことなのです。
漫画買取においてなぜ全巻セットは高くなるのか
漫画買取では、全巻セットが高くなる傾向にありますが、なぜなのでしょうか。答えは、買取る側の視点に立ってみれば一目瞭然です。漫画というのは、いずれも始まりと終わりがあります。途中で終わるなどというのは、よっぽどのことがない限りあり得ません。つまり、物語を楽しもうと思えば、全て購入する必要があるのです。1話完結型のような短編集もありますが、複数巻から構成される長編物がほとんどです。消費者としては当然、1巻を購入すれば2巻を、という風に物語の続きを楽しむために購入していかなければなりません。新品で購入するなら簡単に手に入りますが、中古となるとそうもいかないのが現状です。全巻セットの場合、この問題を完全に解決することができるというわけ。これは、買取る側からすると大きなメリットであり、もっと言えば、この先購入するであろう消費者にも大きなメリットとなります。そもそも、全巻セットで買取に出そうというからには、（当たり前ですが）全巻を所有していることになります。全巻を集めたからには、相当な思い入れがあるはずです。それを少しでも高く売りたいと思うのは当然の欲求です。であるならば、全巻セットで、買取りに出すのも、至極当然の流れになるでしょう。
